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国旗にほとんど使われていない色とその理由

雑学
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世界には様々な国旗が存在し、それぞれに意味や歴史が込められています。私たちが普段何気なく見ている国旗ですが、実はある色がほとんど使われていないことをご存知でしょうか?今回は、国旗に使われない色とその理由について深掘りしていきます。

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国旗にほとんど使われない色① ピンク

ピンク色は、一般的に可愛らしさや優しさを連想させる色です。しかし、国旗のデザインにおいては、力強さや威厳といった印象を与えることが求められるため、あまり好まれていません。

ピンクが使われない理由としては、

①中間色である
ピンクは赤と白の中間色で、他の色と比べて目立ちにくく、国旗のように遠くからでもはっきり識別できる必要があるものには適さないと考えられています。

②イメージが弱い
ピンクは優しい、可愛らしいといったイメージが強く、国家を象徴する力強さや威厳といったイメージには結びつきにくいという側面もあります。

上記の点が挙げられます。

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国旗にほとんど使われない色② 紫

紫色は、高貴な色として知られていますが、国旗のデザインにおいては、いくつかの理由からあまり使用されていません。

紫が使われない理由としては、

①高価な染料
歴史的に紫色は非常に高価な染料で、ごく一部の身分が高い人しか身につけることができませんでした。そのため、国旗のように多くの人々に共有されるシンボルとしては、あまりふさわしくないと考えられたという説があります。

②技術的な問題
古代においては、紫色の染料を作る技術が未熟で、色を安定して出すことが難しかったという側面もあります。

③視認性
暗い場所や遠方から見た場合、紫色は黒色と混同されやすく、視認性が低いという問題があります。

④意味が曖昧
紫は様々な意味を持つ色ですが、特定の意味に限定しにくいという特徴があります。国旗は明確なメッセージを発信するものであり、その点で紫は曖昧すぎるという理由も考えられます。

上記の点が挙げられます。

なぜ紫色の染料は高価だったのか

紫がかつて非常に高価な染料であった理由は、主に以下の点にあります。

①希少な染料の原料
紫色の染料は、特定の貝や植物からしか抽出できませんでした。特に、古代ローマで用いられた「貝紫」と呼ばれる染料は、シリアツブリガイという貝から採取されたもので、大量の貝を処理しても少量の染料しか得られませんでした

②複雑な染色工程
紫色の染料は、原料の採取から染色に至るまで、非常に手間のかかる工程を経る必要がありました。例えば、貝紫の染色は、貝を砕き、発酵させ、染料を抽出し、布を染めるといった、数多くの工程を要しました。

③耐久性の高い染料
紫色の染料は、他の染料に比べて色落ちしにくく、耐久性が高いという特徴がありました。そのため、高貴な身分の人々が永く愛用する衣服を染めるために用いられ、その希少性から価値が高まりました。

これらの要因が複合的に作用し、紫は「ロイヤルパープル」と呼ばれるほど高貴な色として扱われ、一般の人々には手の届かない贅沢品となりました。

現代では、化学合成により安価な紫色の染料が製造できるようになりました。そのため、かつてのように紫は高価な色ではなくなり、身近な色として私たちの生活の中に溶け込んでいます。しかし、歴史的な背景から、紫は依然として特別な色として人々に認識されている側面もあります。

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例外はある?現代の国旗に使われている紫

国旗にピンク色や紫色はほとんど使われないと述べましたが、現代では例外も存在します。確かにピンク色が使われている国旗はありませんが、紫色を取り入れた国旗は存在します。

ドミニカ国

カリブ海の島国、ドミニカ国の国旗には、紫色が使われています。具体的には、国鳥のミカドボウシインコの体色が紫色で描かれているのが特徴的です。

ミカドボウシインコ

ニカラグア

中央アメリカの中部の国、ニカラグアの国旗にも紫色が使われています。中央の紋章部分には、中米連邦を表す5つの火山、自由の象徴である独立主義者の帽子、平和の象徴である虹などが描かれており、その虹の一色として紫色が見られます

スペイン

ヨーロッパ南西部イベリア半島にある国、スペインの国旗にも紫色が見られます。国旗の左側に描かれている国章のライオンは紫色であるとされています。
ピンク色のようにも見えますが、これは紋章学における基本色の一つ「パーピュア」という色とされていて、紫を意味します。現代の紫とは少しニュアンスが異なり、より赤みがかった深い紫色を指すことがあります。スペイン国章のライオンの色がパーピュアとされているのは、かつて存在したレオン王国の紋章に由来するためだとされています。

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最も人気の色は?国旗に使われる色ランキング

さて、国旗に使われない色、そして例外的に使われている色について見てきましたが、では、最も多く使われている色は何色なのでしょうか?世界中の国旗を調べてみると、ある色が圧倒的に多く使用されていることが分かります。

国旗に使われる色ランキング

最も多く使われている色は赤色です。

赤色が多く使われている理由として、視認性が高いことがまず挙げられます。また、多くの国が独立戦争や革命を経験しており、その際に流された血を象徴する色として使われることもあります。力強さや勇気を象徴する色として、多くの文化圏で共通して理解されています。

国旗が単なる布ではなく、その国の歴史や国民の精神を象徴するものであることを考えると、赤色を採用するのは自然な流れと言えるでしょう。

赤色に次いで多く使われている色は青色白色です。青色は、平和、正義、忠誠などを、白色は平和、純粋、平等などを象徴することが多く、これらの色は多くの国旗で組み合わせられて使用されています。

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まとめ

今回は、国旗に使われないピンク色と紫色、そして最も多く使われている色について執筆しました。

国旗の色を見る際には、単に色そのものだけでなく、その背景にある歴史や文化、国民の想いに思いを馳せてみてください。 より深く国旗を理解することで、世界に対する理解も深まるはずです。

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参考


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