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それって意味あるの?デザインの工夫

雑学
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日常生活の中には、我々があまり気に留めないような些細なデザインが数多く存在します。しかし、その背後には驚くべき工夫や意味が隠されていることがあります。本記事では、そんな身近なデザインの中から、一見意味不明に見える部分に注目し、その真の意味を探求してみたいと思います。

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炭酸飲料のペットボトル:円筒状で底が変

炭酸飲料のペットボトルは、円筒状で底がでこぼこになっていますが、これには理由があります。特徴とその理由を見ていきましょう。

丸い形状
炭酸ガスの圧力に耐えられるように、容器を丸い筒状にして圧力を均等に受けるようにしています。

厚みのある壁
炭酸ガスの圧力に耐えられるように、壁を厚くしています。

底部の形状
炭酸ガスの圧力に耐えられるように、底の形が花びらのようになっています。これは「ペタロイド構造」と呼ばれ、5つの半球体の突起が均等に配置されています。 この構造により、底面全体に圧力が分散され、変形を防ぐことができます。

飲み口の形状
キャップを開けた際に炭酸ガスが抜けやすいように、縦方向に溝が設けられています。

素材
炭酸ガスの透過を防ぐために、高密度ポリエチレン(HDPE)などのバリア性のある素材が使われています。

上記のように、炭酸飲料のペットボトルは、炭酸ガスの圧力に耐えられるように設計されています。 形状以外にも、素材や厚みなども考慮して作られています。

以下のサイトでは、その他の飲料のペットボトルについても解説されていて、大変面白いです。

「ペットボトルの形はなぜちがう?」 – 全国清涼飲料連合会
http://www.j-sda.or.jp/learning/drink/idea_db/867.php

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ペンのキャップ:穴が開いている

ペンや鉛筆のキャップには穴が開いていますが、これには理由があります。

小さな子供の場合、誤ってキャップを口に入れて飲み込んでしまうことがあります。キャップに穴が開いていることで、たとえ飲み込んでしまっても、完全に気道が塞がれることを防ぎ、窒息のリスクを軽減することができます。

近年では、国際的な安全基準であるISO規格で、キャップの穴の大きさや形状などが細かく定められています。これは、子供の安全を守るための重要な対策です。

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牛乳パック:上部に切れ込みがある

牛乳パックの上部には、小さな切れ込みがあります。これは単なるデザインではなく、「切欠き」と呼ばれる重要な役割を持っています。

切欠き導入の背景には、視覚障害者の方々が日常で感じる不便さがありました。調査によると、紙パック飲料の中で牛乳と他の飲料を区別したいという要望が特に多く聞かれたのです。

そこで、2001年から牛乳パックにのみ切欠きが設けられました。これがバリアフリー対応容器として、以下の2つの役割を果たすことになったのです。

牛乳と他の飲料の識別
切欠きは生乳100%の牛乳パックのみに付けられます。他の紙パック飲料には切欠きがないため、触ることで牛乳かどうかを判断することができます。

開け口の特定
切欠きは開け口とは反対側に設けられているため、視覚障害者の方でも容易に開け口を見つけられます。

牛乳パック上部の切れ込みは、視覚障害者の方や高齢で小さな文字が見にくい方にとって、重要な役割を果たすバリアフリー設計なのです。識別と開け口の特定を容易にし、安心して牛乳を楽しむことができるように配慮されています。

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クリアファイル:下部に三角形の切れ込みがある

クリアファイル下部の三角形の切れ込みは、一見すると飾りかと思われますが、実は重要な役割を担っています。正式名称は「裂け止め」といいます。

クリアファイルを開閉する際、特に書類を取り出す際に、下部の溶着部分に力が集中しやすくなります。三角形の切れ込みはこの力を分散し、破れを防ぐ効果があります。特に、厚手の書類を頻繁に出入りさせる場合に効果を発揮します。

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ガードレール:端がカールしている

ガードレールの端は、くるりと丸まっています。この部分は「袖ビーム」といいます。「袖」は端、「ビーム」は梁(はり)を意味し、端にある梁であることから名付けられました。袖ビームには以下の役割があります。

歩行者の安全を守る
尖ったガードレールの端は、歩行者がぶつかったり転んだりした際にけがをする可能性があります。袖ビームを丸くすることで、歩行者への衝撃を和らげ、けがのリスクを低減することができます。

車両の衝突時の被害を軽減する
車両がガードレールの端に衝突した場合、袖ビームが衝撃を吸収し、車両や乗員の被害を軽減することができます。また、袖ビームが丸いことで、車両がガードレールにめり込むのを防ぎます。

ガードレール同士の隙間をなくし、歩行者の侵入を防ぐ
カーブした道路では、ガードレールを何枚かに分けて設置することがあります。その際、ガードレール同士の間に隙間があると、歩行者がその隙間から道路へ侵入してしまう可能性があります。袖ビームを丸くすることで、ガードレール同士の隙間をなくし、歩行者の侵入を防ぐことができます。

ガードレールの端が丸まっているのは、おしゃれに見せているわけではなく、しっかりと理由があったのです。

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まとめ

身の回りにある「それって意味あるの?」と思うデザインには、考え抜かれた結果生まれたものがたくさんありました。利便性や安全性のため、開発者たちが工夫を凝らした結果のデザインだと考えると、ありがたみが増しますね。

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参考


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