「やばい、そろそろ受験勉強はじめなきゃ……」
「でも、机に向かっても何をしていいか全くわからない」
今まで部活や遊びを優先して、勉強から全力で逃げてきた。気づけば周りは単語帳を開き始めているし、志望校はなんとなく「日東駒専、あわよくばGMARCHに行けたらいいな」なんて思っている。
でも、安心してください。今この瞬間「何とかしなきゃ」と焦ってこの記事にたどり着いた時点で、あなたはすでにスタートラインに立っています。
英語は、大学受験においてほとんどの受験生が避けられない科目といえます。そして、「正しい順番」でやれば、今の偏差値が30台だろうと必ず結果が出る科目でもあります。
今回は、これまで勉強を避けてきたあなたが、ゼロから日東駒専・GMARCHレベルの英語力を手に入れるための「超・具体的なロードマップ」を現役講師の筆者からお話しします。
何からやればいいか分からないなら、まずはこの2つに絞ろう
勉強から逃げてきた人が一番やってはいけないこと。それは「いきなり英語長文の問題集を買ってくること」です。
読めない長文を前にすると、人間の脳は数分で強烈なストレスを感じてスマホに逃げます。まずは、以下の2つ「だけ」を徹底的にやってください。
圧倒的な英単語の暗記
長文が読めない原因の9割は「単語を知らないから」です。まずは『ターゲット1900』や『システム英単語』などの標準的な単語帳を1冊、ボロボロになるまでやり込んでください。
コツは「1日10個を完璧にする」のではなく「1日100個を浅く早く、何日も連続で見る」こと。脳に「この情報は何度も入ってくるから重要なんだな」と錯覚させることが最優先です。
基礎レベルの英文法
単語を覚えるのと並行して、英文法の基礎を固めましょう。ここで分厚い『Next Stage』や『Vintage』のような網羅系問題集に手を出すと確実に挫折します。
まずは『大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】』のような、語り口調で薄い講義系の参考書を読んでください。SVOCの構造や、不定詞・関係代名詞の「なぜそうなるのか」という理屈を理解することが、後の長文読解で爆発的な威力を発揮します。
塾や予備校には行くべき?リアルな「課金」の考え方
「自分一人じゃ無理そうだから、とりあえず塾か予備校でも行こうかな」
そう考える人も多いでしょう。結論から言うと、「ペースメーカーとして塾を利用する」のは大賛成です。しかし、「塾に行けば魔法のように英語ができるようになる」と思っているなら、今すぐその考えは捨ててください。
塾や予備校の授業で理解できるのは「文法の理屈」や「長文の読み方のコツ」です。しかし、どれだけカリスマ講師の神授業を受けても、あなたの頭の中に英単語が自動的にインストールされることはありません。
英単語の暗記や、基本構文の反復練習といった「泥臭い自学自習」ができない状態でお金を払っても、ただのお客様になってしまいます。
まずは「毎日決まった時間に単語帳を開く」という習慣を自分で作ってみる。その上で、自分一人では理解が難しい英文法や長文の解説、学習スケジュールの管理をプロに頼る、というスタンスが最も賢い塾の使い方です。

時期別で見る逆転合格のための英語学習スケジュール
では、具体的に「いつ」「何を」やるべきか。学年・時期別の理想的なペースをお伝えします。
高1・高2から始める場合
おめでとうございます。今この時期に動き出せたあなたは、GMARCHどころか早慶上理、国公立も十分に狙える圧倒的なアドバンテージを持っています。
- 今すぐ~高2の冬まで
ひたすら「英単語」と「英文法」の基礎固め。焦って長文を読む必要はありません。学校の定期テストの勉強をうまく利用しながら、基礎の土台を盤石にしてください。 - 高3の春~夏
英文解釈(1文1文を正確に訳す練習)から長文読解への移行期。 - 高3の秋以降
志望校の過去問演習。
高3の春を迎えてしまった場合
焦り始める時期ですが、ここが「順当にGMARCHに間に合うデッドライン」です。
- 春(4月~6月)
単語と文法を猛スピードで終わらせます。1日2〜3時間は英語に投資してください。ここで基礎が終わらないと、夏以降の長文演習で地獄を見ます。 - 夏(7月~8月)
英文解釈の基礎を終わらせ、易しめの長文問題集(日東駒専レベル)に毎日触れて、長文への抵抗感をなくします。 - 秋(9月~11月)
GMARCHレベルの長文演習と、英熟語の追加。 - 冬(12月以降)
ひたすら過去問を解き、出題傾向に体を慣らします。
※高3になっちゃった編、詳しくは別記事で!↓
「何からやればいい?」の究極の答え
色々と解説しましたが、それでもまだ「うーん、どうしよう」と迷っているあなたへ。
究極の答えを言います。 今すぐ、手元にある英単語帳の最初の100個を覚えてください。 単語帳を持っていなければ、今から本屋に行って買ってくるか、Amazonでポチってください。
「何からやればいいか」と悩みながらスマホをスクロールしている時間は、成績アップには1ミリも貢献しません。受験勉強のスタートボタンは、あなたが「最初の1単語」を本気で覚えようとした瞬間に押されるのです。
今まで逃げてきた自分を変えられるのは、他の誰でもない、今日のあなた自身です。 さあ、この記事を閉じたら、すぐに単語帳を開きましょう。あなたの逆転劇は、ここから始まります!
その小さな1歩が、合格通知へと確実につながっています。応援しています!






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